日本話し方センター社長・横田章剛のブログ

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2022年7月17日自分から話しかけて気持ちを前向きにしよう!



★自分から会話をしてみる


皆さんはごく自然に日常会話ができますか? 例えば、あまり親しくない職場の人と一緒にエレベータを待っている時、気の利いた会話ができるでしょうか。正直に言えば、私も、もともと人見知りの傾向があり、日常会話はあまり得意ではありませんでした。しかし、最近は以前よりも会話ができるようになってきたように感じています。それは、数年前に日本話し方センターの運営に関わるようになってから、自分に軽くプレッシャーをかけているからです。人に話しかけることが苦になるようではダメだ、と自分を叱咤することで、継続的に人に話しかけるようにしています。そうすることで、以前よりも会話がスムーズにできるようになったのです。




ところで、人に話しかけるようにしたことで気付いたことがあります。



★思ったより人は話をしてくれる


一つは、話しかけてみると自然に会話をしてくれる人が意外に多いということです。
以前の私は、人は話しかけられると迷惑そうな表情で愛想のない返事しか返してくれないだろう、と勝手に思い込んでいました。そう思ってしまうと、話しかけることに躊躇してしまいます。しかし、実際にこちらから話しかけてみると、愛想よく返事を返してくれるひとが意外に多いのです。このことに気付いてから、私は以前より安心して話しかけることができるようになりました。私たちは物事をネガティブな方向に想像する傾向がありますので、上のように考えてしまうのは自然なことなのだと思います。しかし、あまり心配する必要はない、ということに気づきました。



★場数を踏むことで徐々に気が楽になる


もう一つは、場数を踏むことで、次第に気が楽になってくるということです。
積極的に自分から会話をしてみる、ということを続けるうちに、日常会話の場数が踏めます。その経験を重ねていくうちに、どういう会話をすればよいか、だんだんとわかってきます。エレベータを一緒に待っている間や、コンビニや定食屋の店員さんとちょっとしたやり取りをする時、ベーシックコースや2日間集中セミナーの受講生をお迎えする時など、場面に応じた会話の運び方がわかってきたのです。また、会話ができなかったり、続かなかった場合でも「まぁ、仕方ない」と割り切ることができるようにもなってきました。気が楽になり、話しかけるハードルが徐々に低くなっていったのです。



★自ら話しかけることのメリット


日常会話で自分から話しかけるには少し勇気を出す必要があります。しかし、このメリットは日常会話だけでなく、人前で話すというスキルにも効果を発揮します。日本話し方センターのベーシックコースの受講生の中には、講義を聞いて日常会話や挨拶を自分から積極的にしている人がいます。そうした人は、上に述べた私の経験と同じような気持ちの変化を経験して、徐々に人と話すことにストレスを感じなくなっていきます。その結果、ベーシックコースで毎回行っているスピーチ実習でも、以前より落ち着いて話ができるようになるのです。そして、コースでの実習で話す自信がついてくると、職場などでも人前で話すことにチャレンジする勇気を持てるようなります。実際に、今まで人前での話しはできるだけ避けてきたけれど「やってみよう!」と思い切って引き受け、コースで学んだように何度も声に出して練習して話してみたら、以前よりも遙かに上手く話ができて上司にほめられた、という話をしてくれる人も少なくありません。



★ベーシックコースで学びませんか?


上に述べたように、ベーシックコースでは話し方やコミュニケーションに関する講義を行い、それを身につけるためのトレーニングを講師の指導の下に行っています。受講いただければ、人と話をする積極性とともに、あがらずにわかりやすい話をするスキルを身につけていただけます。ぜひ「受講者の声」でその成果をご確認ください!

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